信用組合をはじめとした協同組合組織から、これからの「連帯」の形を考えていく

2020年9月に出版した『実践から学ぶ地方創生と地域金融』を発端に、これからの社会と経済と私たちの関係について深く考えるようになりました。今日は、そのことについて少し書いています。
江口晋太朗 2021.02.27
読者限定

このニュースレターを始める以前から、ブログサービスのnoteを使っています。noteでは、マガジン機能を使って 2020年9月に出版した『実践から学ぶ地方創生と地域金融』の解説や本に関連した内容をまとめる場所として活用しています。

noteでは、書籍内のカテゴリーである「地域資源」「地場産業」「次世代投資」「域内経済循環」「観光基盤」という5つのシーンをもとに解説した記事をあげています。

いま、やっとシーン4まできました。思いのほか時間がかかっていますが、書籍に書かれていないことも含めて他にも情報を織り交ぜながら補足していますので、一つ一つもかなり読み応えがある内容になっています。

例えば、域内経済を考える上で重要な「漏れバケツ理論」なんかもそうですし、信用金庫や信用組合が協同組合組織であることから、協同組合の歴史についても触れています。とりあえず、シーン5の解説まではnoteで書いていこうと思いますが、その続きや今後はできるだけこのニュースレターを軸にして、みなさんにお伝えしながら、一緒に考える場を作っていけたらと思っています。

本を仕上げるということそのものもかなり大変なのですが、本を仕上げたことによって自分自身の考えが整理され、自分自身に足りてない領域や次なるテーマを見出す一つのきっかけにもなります。

実際、『実践から学ぶ地方創生と地域金融』を通じて、私自身が地域金融の可能性に気づかされました。さらに、そこから地域金融のみならず、これからの社会に必要な多様で柔軟な組織や事業形態のあり方を知るようになりました。

社会的連帯経済という動き

先日、とある機関誌から原稿依頼があり、原稿内で地域金融について触れながら、現在、世界的に注目されている持続可能な経済のあり方である「社会的連帯経済」という新たな経済シフトがうたわれていること、その根底にある「連帯」や「共助」の仕組みを作ることの必要性をまとめた論考を書かせていただきました。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、2001文字あります。
  • 協同組合の歴史
  • 日本における協同組合の始まり
  • 連帯から社会への問いかけを

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